受験する高校を決めるとき、
学校の偏差値や評判、立地など、自分の思い描く条件に
一番合う高校がどこかなと考えて選ぶでしょう。
子供の希望の学校に、親の理想の学校に通わせたい。
けれども….
保護者にとっては、正直「学費」もかなり気になるところです。
子供にはなるべく良い環境で教育を受けさせたいと思うのは
どの親も思うところです。
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私立高校に通う場合、入学金、授業料の他にも、
施設使用料、修学旅行費、制服代、部活の費用など
様々な費用がかかります。
私学に通うと、もろもろで数百万円かかると言われていますので
それだけ払うくらいなら、
公立高校に通って、半年くらい海外に留学をさせるのもいいなと思ったり…
あるいは毎年家族で海外旅行に出かけたり
夏休みを毎年色々な国のサマーキャンプに行かせるっていう
選択肢もありますよね。
セブ島のサマーキャンプなら、1ヶ月15万円くらいで
スパルタ英語漬け生活送れるし…
60万円くらいあれば、マサチューセッツ大学のジュニアサマーキャンプにだっていけちゃうかも
…英語力が基準まで備わっていればの話ですけどね
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お金が自由に制限なく使えるなら、
私立高校に行きながら、留学するという選択もできますが、
自分自身の老後のための貯金もしなくちゃいけないし、
大抵の人は何かを選んで、何かは妥協することになりますよね。
私の子供は、高校進学はまだ少し先なのですが
中高一貫の私立に入れるなら、そろそろ
中学受験を念頭に入れる時期になって来ているので
この先かかる学費の負担がやはり気になります
…中学受験には多大なお金も時間もかかるから、
受けることにするかどうかはまた別の問題ですけれども。
もちろん一地番大事なのは本人の気持ちと学力だと思いますけれども
『私立高校の授業料実質無償化』ってどういうこと?
2019年現在、国公私立問わず高等学校等に通う生徒には
「高等学校等就業支援金制度」により
所得制限があるものの、公立高校の授業料はすでに無償化されています。
この制度は2010年から実施されています。
ですから、私立高校に通う生徒に対しても、現行の「高等学校等就業支援金制度」により
授業料の一部が支給されています。
具体的には、現行の「高等学校等就業支援金制度」は
「年収910万円」までの世帯には
全日制の公立高校、私立高校に通う家庭には、
「年間11.8万円」の支給がされています
・ 特別支援学校を含む全日制の公立高校と全ての私立高校… 月額9,900円
・ 定時制の公立高校… 月額2,700円
・ 通信制の公立高校… 月額520円
公立高校については、この11.8万円で学費が賄えるため
すでに無償化となっています。
私立高校の授業料については
一部の支援があるものの、もともと授業料が高いので
支援額との差額を保護者ががかなり負担しなければなりませんでした
このことを、私立高校で勉強をしたいと思っている子供に
より多くの機会を与えたいという政策で
2020年4月から授業料の支給額の上限が引き上げられ、
「年収590万円未満」を満たす家庭では、支援額が
私立高校の平均授業料くらいまで支給額が上がり
実質的な「無償化」になると言われています
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